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薬師寺とは?薬師如来を祀る寺院の由来と魅力

  • 執筆者の写真: UR
    UR
  • 6 日前
  • 読了時間: 4分

「薬師寺(やくしじ)」という名前は、病気平癒の仏として信仰される薬師如来(正式名:薬師瑠璃光如来)を本尊とする寺院に付けられます。薬師如来は、私たちの病気の苦しみを除いて安楽を与えてくれる「現世利益」の仏様とされます。実際、奈良県の薬師寺は約1300年前の白鳳時代に天武天皇が皇后の病気回復を祈って建立したもので、国宝の東塔や大講堂など多くの文化財を今に伝えています。

奈良県の薬師寺

平成10年(1998年)には「古都奈良の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産にも登録されるなど、その由緒や美しい伽藍で広く知られています。このように、病気平癒の仏様を本尊とする薬師寺には「健康祈願」に訪れる人が多く、世代を問わず信仰を集めています。


弘法大師ゆかりの九州八十八ヶ所巡礼と薩摩薬師寺

薬師寺は全国に多数ありますが、最近注目されているのが鹿児島県さつま町(薩摩郡)にある「音泉山 薩摩薬師寺」です。

音泉山 薩摩薬師寺
音泉山 薩摩薬師寺

ここは高野山真言宗の寺院で、1996年(平成8年)に良峰坊(りょうほうぼう)さんにより開創された比較的新しいお寺です。本尊は薬師如来の立像で、参拝者は薬師如来への信仰を深めることができます。また温泉施設があることから「音泉山」という山号が名付けられています。


さらに薩摩薬師寺は、弘法大師(空海)ゆかりの「九州八十八ヶ所百八霊場」の第48番札所となっています。この「九州八十八ヶ所百八霊場」とは、弘法大師ゆかりの地を巡りながら九州を一周する巡礼で、7県にまたがる108ヶ所の寺院で構成されています。佐賀県から熊本県、鹿児島県まで各地の寺が含まれ、巡礼者は弘法大師のご加護を願いながら参拝します。薩摩薬師寺もその一つとして、多くの信者に支持されているのです。


AIが生成した薬師如来
AIが生成した薬師如来

健康・運氣UP・金運を願う人々の信仰

薬師如来は「健康をもたらす仏様」ですが、現代では「運氣UP」「金運」など開運を願う参拝者も多く訪れます。薬師如来そのものが健康祈願のシンボルである一方、お薬師信仰には病気や悩みを救う力があると考えられています。

例えば、薬師如来には病気を治し、困窮や苦悩を除く「十二大願」があり、信仰を深めることで「健康で安楽な暮らし」が期待できると言われています。


薩摩薬師寺でも「開運・金運・健康」の祈願が重視されています。実際、お寺では開運や金運アップを願う人が増えており、興味深いことに財布を丁寧に扱う習慣も広まっています。そこで注目されているのが、木製の『お財布の寝所』です。

お財布の寝所

お財布の寝所』は南九州産の杉を音響熟成®木材に加工した特別な木箱で、財布専用の「寝床」として設計されています。昔から新しい財布は「寝かせてから使うと運氣が上がる」と言われ、「お財布に感謝して休ませる習慣」は金運を蓄えるとも言い伝えられています。この商品はその考えに基づき、天然木のぬくもりと職人技が調和した逸品に仕上げられています。

、薩摩薬師寺にて「開運・金運・健康祈願」を受けた縁起物

さらに、このお財布の寝所は、薩摩薬師寺にて「開運・金運・健康祈願」を受けた縁起物で、専用の小さな敷布団・掛布団・枕もセットになっており、財布をねぎらいながら休ませることで運氣(運氣UP)が上がるとされています。財布を収めた後はそのまま寝かせておくだけなので、その手軽さも特徴と言えるでしょう。


このように薩摩薬師寺は、弘法大師ゆかりの霊場であることに加え、健康と金運への願いを叶える場としても支持されています。興味を持った方はお財布の寝所公式ページもぜひご覧ください。自然の木のぬくもりと伝統の祈願が融合したこの逸品が、あなたの「運氣UP」「金運」「健康」をサポートしてくれるかもしれません。

お財布の寝所公式

薬師寺とは祈りが形となった場所

薬師寺とは、単なる寺院ではありません。そこは、人々の病や悩み、苦しみ、そして願いが集まる場所です。薬師如来の前では、誰もが等しく癒やしと再生を願い、それぞれの心に宿る「祈り」が形になって、静かに息づいています。病を癒やし、心を整え、人生にもう一度、希望の灯をともす。そんな“回復”と“再生”の象徴が、薬師寺なのです。


だからこそ、金運や健康、運氣といった目に見えぬ願いも、この場所では、どこか現実に届くような気がしてくる。私たちが「良くなりたい」と願う心そのものが、薬師寺の本質なのかもしれません。

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