東広島市黒瀬町!?中古車チェーン「カーネル」突然閉店トラブルを地元民が深掘り
- Renta
- 6月11日
- 読了時間: 16分
広島県東広島市に住む皆さん、こんにちは。つい先日、東広島市の中古車販売店「カーネル」**が全国ニュースに取り上げられるという、驚きの出来事が起きましたfnn.jp。しかも調べてみると、なんと私の地元である黒瀬町ということが判明しました....。
何度も横を通っていたあのお店で、まさか「詐欺まがいの逃亡」「納車されない車」「従業員への給料未払い」などという深刻なトラブルが進行していたとは…。地元民として不安や疑問が膨らむ方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、このカーネルの一件について、そもそもカーネルとは何なのか、他の店舗でも同様の被害はあるのか、なぜ黒瀬町でこんな問題が起きてしまったのか。さらに、中古車販売業のビジネスモデルや今回の被害拡大の背景まで、冷静に分析しつつ深掘りしてみたいと思います。

目次
カーネルはどんな会社?全国展開する激安中古車チェーン
まず「カーネル」とは一体何者なのか、簡単にご紹介します。カーネルは全国に店舗網を持つ中古車販売チェーンで、公式サイトによれば全国14店舗を展開中と謳われています。
本社は東京にある**株式会社WOOROM.(ウーロン)**という会社で、代表取締役社長は仲大樹氏。資本金3,000万円でWEBマーケティングから人材事業、車事業まで幅広く手掛けているベンチャー企業です。つまりカーネルはWOOROM.社の一事業ブランドであり、全国各地にフランチャイズ展開していた中古車販売店という位置づけです。
実際、カーネルは「中古車最安ナンバー1」を掲げて札幌や仙台、静岡、神戸、福岡など主要都市を含む各地に店舗を構えていましたfnn.jp。そしてここ東広島市黒瀬町には、「カーネル東広島店」があり、赤い看板に白文字で「CARNEL」と書かれた派手な外観が目印でした。※地元民ならすぐに分かりますが、武田高校へ行く道中の峠に差し掛かる所です。

公式サイトを見ると、カーネルは「全車総額表示」を信念に掲げており、名義変更や登録にかかる諸費用も含めたコミコミ価格を表示することで「追加料金ゼロ、安心の中古車選び」を提供するとうたっていますcarnel.me。さらに「全車試乗OK」「提携工場で整備も万全」「全国陸送格安対応」など、顧客本位のサービスを6つの理由としてアピールしており、一見するととても良心的で魅力的な中古車屋さんに思えますよね。
私自身、地元民として何度もこの東広島店舗の前を通ったことがあり、それだけに、今回のニュースには本当に驚かされました。しかも内容は詐欺まがいのトラブル、信じられない気持ちでしたが、事態はどうやら深刻です。

黒瀬町の店舗で何が起きた?納車されない車と貼り紙の真相
問題が発覚したのは、ここ黒瀬町のカーネル東広島店です。今年2025年の春頃から、この店で車を購入した複数の方々が「代金を支払ったのにいつまで経っても車を渡してもらえない」と頭を抱える事態となっていましたfnn.jp。被害者のAさんは、3月にこの店で中古車を契約し、代金約44万3000円を即日支払ったそうです。本来なら手続き後に納車されるはずですが、待てど暮らせど車は受け取れない。なんと契約した車は店舗の敷地内に置きっぱなしで、値札が付いたままズラリと他の在庫車と並び、自分の車なのに目の前で放置されている状態だったのです。Aさんは「目の前に私の買った車があるのに納車されないなんて…」と怒りと困惑を訴えています。
そして極めつけは5月16日。Aさんが店舗に行ってみると、事務所の建物に一枚の貼り紙が貼られていました。そこには「資金難のため本社から入金がなく納車ができない」といった内容が記されており、店を突然閉店する旨が告げられていたのです。つまり、「お金がなくて車を渡せません、ごめんなさい」と一方的に宣言した紙が貼られて、店員も誰もいなくなっていた…。青天の霹靂とはまさにこのことです。Aさんは激怒し、「毎日仕事帰りに店の前を通って様子を見るけど、車はずっと置いたまま。名義変更も終わっていないから勝手に持ち出すこともできないし、鍵もない。一体どうしたらいいのか…」と途方に暮れていると言います。

さらに信じがたいケースも起きていました。同じ東広島店で4月に中古車を契約した20歳の大学生Bさんの場合です。Bさんは中古のトヨタ・マークX(セダン)を総額約50万円で購入契約し、納車を心待ちにしていました。しかし同様、待てど暮らせど連絡はなく、不審に思っていたところ、なんとその車が既に「解体済み」、つまりスクラップにされていたことが判明します。

Bさんが陸運局で車体番号を照会すると、購入したはずのマークXはすでに抹消登録され廃車扱いになっていたのです。「信じられなかった。すごくショックでした」と語るBさん。そりゃそうですよね…。自分の仕事やアルバイト代をつぎ込んで買った憧れのマイカーが、納車どころかスクラップ処分済みだったなんて、悪い冗談のようです。
Bさんはカーネルの運営会社社長に連絡を取ろうとしましたが返答がなく、警察に被害届を提出する事態となりました。

Aさんも録音をとりながら社長と直接電話で掛け合ったそうですが、「納車いつですか?」と尋ねても社長は歯切れの悪い返事を繰り返すばかり。「今月末までには納車できるよう連絡します…」「手続き上の問題がありまして…しっかりやらせていただきます…」と要領を得ない説明しかしなかったといいます。結局その約束の5月末になっても納車されることはなく、カーネル東広島店は完全にシャッターを下ろしたまま現在に至っています。
私の地元黒瀬町で起きたこの「納車トラブル劇」、被害者の方々にとって本当に腹立たしく悲しい出来事です。これは地元民として他人事ではなく、「もし自分がここで車を買っていたら…」と想像すると同情します。では、この問題は黒瀬の店舗だけの特殊事情だったのでしょうか?
他の店舗でも同様の被害?全国に広がる“不成立の納車”
結論から言えば、今回のトラブルは黒瀬店だけでなくカーネル全店で発生していた可能性が高いです。事実、カーネルは全国に14店舗ありますが、現在その全店舗と連絡が取れない状態に陥っていると報じられていますfnn.jpfnn.jp。札幌、仙台、静岡、岡山、福岡…各地のカーネルで「代金を払ったのに納車されない」という苦情が相次ぎ、まさに全国規模の大騒動になっているのです。
私がネットで調べた限りでも今年4月頃から**「カーネルで車を買ったのに納車されない」「電話もつながらない」という書き込み**が散見されました。ある方は4月末の質問サイトで「2月に広島の店舗で契約・全額振込したが未だ納車されず、店舗とも連絡が取れない。痺れを切らして本社の株式会社WOOROM.に申し立てたら『各店舗で同様の事例が起きている。今週中に対応を連絡する』と言われた。返答次第では警察に被害届を出すつもりだ」と証言していますdetail.chiebukuro.yahoo.co.jpdetail.chiebukuro.yahoo.co.jp。
このように、本社も「各店舗で同じようなことが起きている」と認めていた状況で、黒瀬にある東広島店だけが特別ではなかったのです。被害の広がりを物語る象徴的な数字があります。自動車ジャーナリストの加藤久美子氏によれば、被害者たちが集まって情報交換しているLINEオープンチャットには400人以上が参加しているとのこと。400人です!しかも被害額の大きい人は一人で700万~800万円もの車代金を支払っているケースもあるとか。14もの店舗を展開する中古車チェーンで、ここまで大規模なトラブルになるのは極めて珍しいと加藤氏も驚きをもって述べています。
この数字からも、黒瀬店だけのローカルな事件ではなく、全国のカーネル利用者に被害が及ぶ前代未聞級の事態であることが分かります。さらに深刻なのは、カーネルで働いていた従業員たちもまた被害者だという点です。カーネル元従業員の証言によれば、2024年10月頃から本社から各店舗への送金が滞り始め、車両整備費用などが払えなくなったことで納車の遅れが発生するようになったそうですfnn.jp。年末頃から従業員の給料支払いも遅れ始め、ついに2025年2月以降は給料が4ヶ月間未払いになってしまったとのこと。それでも従業員たちは「最後は完全にボランティアのような形で、少しでも購入者に納車してあげたい一心で働いていた」のだそうです。なんとやるせない話でしょうか…。従業員さん達も自分の生活があるのに、給料ももらえずお客さんのために尽くしていたなんて、頭が下がる思いです。逆に言えば、それほど現場レベルでは誠実に対応しようとしていたのに、会社の体力が限界でどうにもならなかったということでしょうか。
このようにカーネル全体が機能不全に陥り、全店“夜逃げ”のような状態で突然閉店してしまったため、被害者は全国に拡散しました。普段は地域密着の中古車屋さんに過ぎない店舗が、まさかこんな形で全国ニュースになるなんて誰が予想したでしょうか。私の地元の黒瀬店がその震源地の一つだったわけですが、本当に残念でなりません。

中古車販売は儲からない?ビジネスモデルの限界と「転売ヤー」化
では、なぜカーネルはこのような事態に陥ったのでしょうか?ユーザーの皆さんの中にも「中古車販売なんて所詮は中古車オークションから買ってきて転売するだけで付加価値がないんじゃ?儲からないビジネスでは?」という疑問を持たれた方がいるかもしれません。確かに、カーネルは自社で新車を作っているわけではなく、業者オークションなどで仕入れた中古車を手ごろな価格で再販売する仲介業者です。そういう意味では、本質的には「転売」に近いモデルとも言えます。しかし通常、中古車販売業者は仕入れた車に点検整備やクリーニング、保証付帯などの付加価値を与え、販売後のアフターサービスも含めて利益を出すものです。適正に運営すれば十分成り立つビジネスモデルであり、全国には真面目に営業している中古車屋さんがたくさんあります。
ではカーネルの場合は何が違ったのか?推測も交えますが、いくつか考えられるポイントがあります。
急激な全国展開と低価格戦略のツケ:カーネルは14店舗を一気に展開し、「諸費用コミコミで激安」を前面に打ち出しました。安さで集客する一方で、多店舗展開による固定費もかかります。販売台数を増やしてスケールメリットを出す戦略だったのかもしれませんが、利益率が低い中で在庫や人件費を賄いきれなくなった可能性があります。元従業員の話にあったように、昨年末頃から資金繰りが怪しくなり、車の整備代も払えない→納車が滞る→新たな売上も立たない、という負のスパイラルに陥ったようです。
資金の不透明な流用?:社長は現場に対し「○日後に4億円入る」「さらに2日後に2億入る」と毎回大金が入金される話をしていたそうですが、当然そんな都合よく何億円も降ってくるはずもなく、結果は毎回すっぽかしだったとのこと。4億円なんて宝くじでも当たらない限り普通手に入らない額ですから、にわかには信じ難いですが、もしかしたらどこかから資金調達の話があったのが破談になったのか、あるいは別事業での収益を当てにしていたのか…。WOOROM.社は他にもカーオークション代行事業(カーオークションJP)を行っていましたが、こちらでも「車を売却したのに代金が支払われない」という被害報告が今年に入って相次いでいました。
ある被害者はブログで「皆さんマジでカーオークションJP(株式会社WOOROM)使っちゃダメですよ!お金横領されます」と痛烈に警告していますminkara.carview.co.jp。このように複数の事業で金銭トラブルが起きていることから、経営陣が資金を不適切にやり繰りしていた可能性も浮かびます。新たな客の支払いを既存の支払いに充てる自転車操業、いわゆるポンジスキーム的な状態になっていたのでは…と勘ぐりたくもなります。
在庫管理と責任の放棄:Bさんのケースのように、本来売った車をスクラップにされてしまうなんて通常では考えられません。一体なぜそんなことにしたのか、見当もつきません。廃車にして証拠隠滅でもしようとしたのでしょうか?だとすると実に悪質です。いずれにせよ、売る商品(車)の管理責任を果たせないほど経営が破綻していたのは間違いありません。これは企業として非常に問題ですし、被害者からすれば詐欺同然でしょう。幸いにも、今回のケースでは大手メディアが取り上げ注目されているので、カーネル関係者も堂々とこれ以上不正や詐欺まがいのことはやりにくいでしょう。
もしこれが、日の目を浴びない、あるいはSNSやネットのない時代であったならば、被害者の声は分散され、掻き消され、車も契約書も廃車にされて全てが文字通り証拠隠滅されていた可能性も拭えません....。
以上のように、カーネルのビジネスモデル自体は決して特殊ではないものの、低価格競争と急拡大でキャッシュフローが破綻し、経営陣が無理な資金繰りに走った挙句、あるいは不正に資金を横領又は使途?した結果、現場も顧客も巻き込んで崩壊してしまったというのが実態ではないかと考えられます。結果としてカーネルは、安く車を提供するどころか**「お金だけ集めて納車しない」詐欺まがいの悪質業者**と化してしまいました。これでは「転売ヤー」と言われても仕方ありませんし、むしろ世間では「納車詐欺」とも揶揄されています。私も当初ニュースを見たとき、「そんな詐欺まがい会社が黒瀬に!?」と愕然としましたが、実態は“ビジネスモデルの破綻による自滅”と“詐欺的行為”が紙一重になってしまった印象です。

なぜ被害がここまで拡大し公に?泣き寝入りを防いだもの
今回、被害が数百件規模にまで広がり大々的に報道される結果となりましたが、なぜここまで大事になるまで放置されてしまったのかも考えてみます。一つには、前述の通り会社側がギリギリまで倒産を公表せず営業を続けてしまったことが挙げられます。資金繰りが破綻していたのに今年4月まで新たな契約を取り続けていた形で、結果として被害者を増やしてしまいました。普通、経営が行き詰まれば早めに破産手続きなどをして損害拡大を防ぐべきですが、カーネルはおそらく「もう少しで大口資金が入る」「何とか立て直せる」と先延ばしにしてしまったのでしょう。その裏には、「ここで倒れたら詐欺で訴えられるかも…」という恐怖や、「せめてもう少し金を集めて穴埋めを…」という甘い見込みがあったのかもしれません。
しかし案の定、状況は改善せずむしろ悪化するばかり。顧客からの問い合わせも無視を決め込み、最終的に貼り紙一枚で雲隠れするという最悪の結末を迎えました。このままだと被害者は泣き寝入り…かと思いきや、今回幸いだったのは被害に遭った方々が声を上げ、情報発信や連携を図ったことです。LINEのオープンチャットで被害者同士が繋がり、専門のジャーナリストにも相談が寄せられ、さらにはテレビ番組(フジテレビ系列の「イット!」)の取材班に直接情報提供がなされました。地道な声がけが功を奏し、メディアが動いたのです。
その結果、6月10日には逃げ回っていた社長自らテレビ局に電話をかけてくる展開となりましたfnn.jp。社長(仲氏=N氏)は「個々のトラブルは全て把握しています。現在資金調達を進めており、6月中に全ての方に返金したいと考えています」とコメントしています。おそらくメディアに大きく取り上げられ社会問題化したことで、重い腰を上げざるを得なくなったのでしょう。被害者感情としては「いやいや、車を用意するのが筋でしょ」と言いたいところですが、もはや会社に納車する力も車両も残っていないのかもしれません。せめてお金だけでも取り戻せれば…という状況です。
正直、この社長コメントを額面通りに信じて良いものか分かりません。6月中に本当に全額返金できるのか?資金調達と言いますが、一体どこから?との疑問は尽きません。ただ一つ言えるのは、声を上げて報道されたからこそ、社長も返金を約束せざるを得なくなったということです。もし被害者たちが泣き寝入りして沈黙していたら、社長はそのまま雲隠れを決め込み、誰一人救済されなかった可能性が高いです。
実際、世の中には報道されず闇に埋もれた類似の消費者被害や詐欺被害も多いでしょう。今回は被害者の勇気ある行動と、メディア・有識者の協力があったおかげで、公の場で責任が問われる段階に持ち込めたと言えます。もちろん返金が実行されるまでは予断を許しませんし、場合によっては法的措置(損害賠償や刑事罰)も検討されるでしょう。しかし少なくとも「泣き寝入り」で終わらずに済んだのは不幸中の幸いです。
私自身、地元で起きた出来事だからこそ、このニュースが報じられたとき強い驚きと同時に安堵も覚えました。「ちゃんと報道されて良かった…これで被害者が声を上げやすくなるし、周囲の人も注意喚起できる」と感じたのです。カーネルのように地方にも進出してきた全国チェーンの場合、黒瀬町のようなド田舎な地元だけで問題提起しても限界があります。全国の被害者が繋がり大きな声にして初めて動く関係機関もありますから、今回のように公になった意義はとても大きいでしょう。
とはいえ、これまで目立った事件等も少なく、平和であった黒瀬町がこれからどんどん治安も悪化し、詐欺まがいの企業や事件も増えてくるのでは?あるいはこれまで明かされていなかった膿がどんどん公になるのでは?そう思わざるを得ないのが、実情ではあります。

地元民の率直な感想〜黒瀬町ももう安全じゃない?
最後に、一人の黒瀬町民として今回の件から感じたことをまとめます。正直、こんな身近でこんな事件が起きるなんて信じがたいです。黒瀬町といえば広島大学の学生さんも多く住む静かでのどかな町で、これまで全国ネットで報道されるような“事件”とは無縁だと思っていました。治安も良く、人も温かい(?)この町が、まさか中古車販売の詐欺まがいトラブルで脚光を浴びるとは…面白さ半分残念な気持ちです。
「黒瀬町もいよいよ安全ではなく、犯罪が増えてくるのかもしれない」と不安を感じている人もいるかもしれません。事実、つい先日では隣町の熊野町で米農家の家から米が盗まれるといった事件も起きています。また、遠方からくる大学生とは裏腹に、地元の若者は黒瀬から出て、高齢化社会も加速しており、詐欺師や悪質な業者にとっては恰好の獲物がたくさんいます。今回の件は、一企業の経営失敗(もしくは悪質な経営)の問題ではありますが、黒瀬の地域コミュニティそのものが荒み、治安が悪化してきたという側面も否めません。
もっと言えば、ここ東広島には詐欺まがいやいつまでも昭和じみた悪質な企業や会社が、まだまだ公になっていないだけで根強く存在しています。報道されない所、光が当たらない所では、本当にたくさんの闇や膿が、ここ黒瀬町には眠っているのです。
都会だから危ない、田舎だから安全という時代ではもはやなく、情報社会の中でどこに居てもリスクと隣り合わせなのだと痛感します。もし自分がカーネルで車を買っていたらと思うと本当に腹立たしいです。車の窓を割って乗って帰りたくなるかもしれません。一日も早く皆さんに返金なり適切な補償がなされることを願うばかりです。
そして願わくば、今回のような事例が再び起こらないよう、業界全体や行政にも対策を考えてほしいです(無理でしょうが)。中古車を安く買えるのは消費者にとって嬉しいことですが、「安い」には理由があることも多いです(古古古米のように)。極端に安い話には慎重になる、自分で信頼できる業者か見極める、といった自己防衛も一定以上必要な時代です。地元に新しくできたお店が実は怪しいチェーンだった、昔からある会社が不正をしている…なんてことも普通にあり得るわけで、「地元だから安心」「大手だから大丈夫」と決して油断せず、情報収集や見極めが重要です。
黒瀬町そのものは、特段魅力が何かあるわけでもなく、変な人間も多いですが、平和だけが取り柄のような地域でした。今回の事件は、残念ながら稀で特殊な例ではなく、たまたま公になった事例であり、黒瀬の膿の一角にすぎないかもしれません...。どうか皆さん、車を買うときは業者選びにお気を付けて。そして黒瀬町自体は決して危ない場所じゃありませんが、危ない世界もあるということは知っておく方が賢明でしょう。
地元民による長々とした考察になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今回のカーネル騒動、早く丸く収まってほしいと願いつつ、これからも冷静に見守っていきたいと思います。

私も昨年10月に車を買いましたがその時は納車の遅い会社とは感じましたが車検も済み無事納車されました。やはり何かしらおかしい会社とは感じておりました。